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外貨預金とは?

外貨預金とは、ドルやユーロなどの外国通貨で普通預金や定期預金ができる金融商品のことです。

ふつうは国内で「円」で預金をおこなうと思いますが、日本では低金利が続いており満足のいく利息を得られるチャンスはなかなかありません。しかし、外国には日本よりも数倍から10倍程度まで高い金利を設定している国もあります。

そのような国の通貨で預金をおこなえば、とうぜん高金利の利息を受け取ることができます。また、円高時に円を外貨に換えておけば、満期を迎える頃には十分な利息といっしょに円安による利益(為替差益)が得られる可能性もあります。

そのようなメリットに興味を持ち、外貨預金に目をつける人が多いようです。

定期預金と普通預金

外貨預金には普段わたしたちがおこなっている通常の円による預金と同じように「定期預金」と「普通預金」の2つがあります。

一般的に、ただ外貨預金とだけ言う場合は定期預金を指すことが多いようです。こちらは預け入れるときに期間を決め、満期がくれば自動的に円転(外貨を円に換えること)されます。

期間は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、半年、1年というラインナップが多くの銀行で採用されています。また満期を迎えた際に、自動円転ではなく取引継続を選べるコースも整備されている銀行が多いです。

満期を待たずに預けたお金をおろしたいときは中途解約も可能ですが、その場合は金利が低く設定されるなどのペナルティが与えられます。定期で預ける場合は計画的にやることをおすすめします。

普通預金に関しては、期間に関係なく、自分の好きなときに解約することが可能になっています。将来の為替変動に対応して細かく取引をしたい場合はこちらを選択すると良いでしょう。

購入できる通貨

外貨預金では主要国の通貨を購入することができます。だいたいの銀行で、「アメリカドル(米ドル)」「欧州ユーロ」「イギリスポンド」「オーストラリアドル(豪ドル)」「ニュージーランドドル(NZドル)」「スイスフラン」の6通貨が取り扱われています。

また、オンライン専業のネット銀行(ネットバンク)などではマイナーな通貨を扱っている場合もあり、「カナダドル」「香港ドル」「南アフリカランド(南アランド)」などを取引することもできます。

仕組みと手数料

外貨預金をおこなうには、銀行に専用口座を開設する必要があります。ただし、銀行によっては総合口座(通常の口座のみ)で取引が可能なところもあるようです。

外貨預金は、円を売って外貨を買うことでスタートします。たとえば米ドルで預けたいときは、円を売ってそのお金で米ドルを買うという取引をすることになります。そして、解約するときには反対に外貨を売って円を購入します。

文字で読むと難しそうですが、やることは単純です。円を売ることと外貨を買うことは同時におこなわれるので、ひとつひとつの作業を意識することはありません。

円を外貨と交換する際には、手数料が発生します。これを「為替手数料」と呼んでいます。為替手数料は銀行や通貨によって違いますが、だいたいの銀行では1米ドルにつき往復で2円の手数料を取ります。

「往復」というのは外貨購入と売却を合わせて言うことで、それぞれ一方を呼ぶ場合は「片道」といいます。つまり、1米ドルを取引するには円をドルに換えるときに1円、そしてドルを円に換えるときにも1円の手数料が発生し、合計2円がかかるということです。

たとえば1米ドルが100円のときに1万ドルを預ける場合は、最初にドルを購入する際に1万円、さらにドルを売る(円に戻す)際にも1万円がかかり、合計で2万円の手数料を取られることになります。

お察しのとおり、もし為替変動による利益と利息収入を考慮しなければ、手数料の分だけ損をするということです。最初に預けた金額が目減りしてしまう、いわゆる「元本割れ」です。

上記の例では100万円のうちの2万円なので、約2%の取引コストがかかることになります。別のページで解説していますが、外貨預金ではなるべく手数料の安い銀行を選ぶことが重要になります。

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