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為替予約とは?

外貨預金では、外貨を購入したときよりも円安になれば利益(為替差益)が出ます。反対に、円高になれば損をすることになります。誰もができれば損は避けたいと思うはずです。

そこで知っておきたい便利な方法が「為替予約」です。為替予約とは、将来のある日の為替レートをいま決めてしまう(予約する)ことです。

外貨定期預金では満期日までお金を引き出すことができません。しかし、そのときに円安になっている補償はない、もし円高になっていたら損をしてしまう、というときにこの為替予約を使うことで利益(または損失)を確定させることができるのです。

たとえば、1ドル100円のときに1万ドルを、1年モノの定期で購入したとします。6ヶ月後に運良く1ドル120円になり、確定はしていないものの20万円の利益が出ました。しかし、もう6ヶ月経つころ(満期日)にはどうなっているかわかりません。

そこで為替予約を使うことにします。1ドル120円という利益が出ている今のレートで、6ヶ月後の満期日に受け取るということを予約するのです。これにより、今後円高になっても関係なく利益を手中にすることができます。

ちなみに、為替予約には「予約レートを設定する」という言い方もあります。

為替予約の注意点

利益が出ている時点で満期日の為替レートを確定できる為替予約は、一見素晴らしい方法に思えます。しかし、少なからずデメリットもあります。それは以下のようなものです。

(1) 預入期間中には使えない銀行がある
(2) 現時点のレートよりも不利(円高)なレートが適用される
(3) 予約の変更・取消はできない
(4) 外貨定期預金の中途解約ができなくなる

外貨を購入した後には為替予約を使えない銀行があります。為替予約は便利な方法ですが、そもそも円安時に利益を確定させるからこそメリットのあるものであり、預入期間中にできないとなるとあまり意味がなくなります。

また、それが可能な銀行でも、その時点の為替レートよりも円高のレートで設定されるのが一般的なようです。さらに、1度設定してしまえば変更や取り消しはできず、定期預金自体の中途解約も不可能になる銀行がほとんどのようです。

あまり軽い気持ちで予約レートを設定すると後悔することになるかもしれません。しっかりと考えて、何度も確かめた上で使うことをおすすめします。

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