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口座開設のポイント

外国為替証拠金取引(FX)は外貨預金よりも安全で手数料が安く、さらに金利を毎日受け取れるというイイことばかりの金融商品ですが、もちろん為替リスクなどは外貨預金と同じようにあるので注意が必要です。

ここでは、FXの口座開設とそれに伴う手続きなどについて説明しています。

最短15分の口座開設と初回入金

FX業者の口座開設はとても簡単です。インターネット上で必要事項を記入して規約に同意すれば、あとは「本人確認書類」を送ればいいだけ。最短で15分で全てが完了するFX業者もあるくらいです。

気をつける点は2つあります。1つ目は本人確認書類の送付です。本人確認書類とは、健康保険証や運転免許証やパスポート、年金手帳や住民票の写しなどの公的機関によって発行された名前と住所、生年月日などが確認できる書類のことです。

口座開設には必ず必要なものなので、きちんと有効期限内のものを用意しましょう。FX業者では、これをデジタルカメラで写したものをEメールやFAXで送ったり、あるいはコピーを郵送で渡すことで本人の証明として確かめます。

デジカメで撮影したものをメールに添付するというとちょっとこわいかもしれません。その場合はコピーを郵送するという方法をとりましょう。ちなみに、わたしはメールに添付する方法を使っていますが、問題が起きたことはありません。

2つ目の注意点は「初回入金」です。初回入金とは口座開設と同時に入金することで、これが必須となっているFX業者があるのです。もちろんこれはFX業者に払うものではなく、入金したお金は取引に使えます。この方法を採っていない(無料の)FX業者もあります。

初回入金が必要なFX業者では「初回○万円から」というように金額の指定があります。金額はほとんどの場合は数万円です。外貨預金と同じ目的でレバレッジ1倍で取引する場合は、当然これ以上の金額を入金する必要があるので、あまり気にしなくていいと思います。

口座開設の注意点は以上です。口座開設と維持はもちろん無料で、取引の他に手数料がかかることはありません。

コース選択と規約の同意

さらに、口座開設時につまずくポイントとして「コース選択」と「規約」の2つがあります。

コース選択というのは、多くのFX業者で「安定的な取引をするコース」と「投機的にリスクを取って取引をするコース」を分けて口座を設定しているためです。前者は「スワップ狙い」「中・長期取引」、後者は「高レバレッジ」「短期取引」「デイトレード志向」などの定型句が付いている場合が多いです。

外貨預金と同じように取引する場合はレバレッジは1倍でいいので、安定的な運用をおこなう「安定収入」「スワップ狙い」「高スワップ」などと書かれている方のコースを選べばOKです。

コース選択を間違ってしまった場合も他のコース開設も可能なので、気にすることはありません。ただ、コースによってスワップポイントが変わる場合があるので、それは気をつけましょう。

次に「規約」について説明します。規約とはその名のとおり、口座開設にあたってそのFX業者はどのような取り決めがあるか、またFXのリスク(為替リスクや金利変動リスク)を理解しているかを示しています。

全部読むには大変な文字数ですが、確かめたい場合はしっかり読みましょう。業者特有の規約というのはほとんどない場合が多いですが、リスクについては理解しておかないとマズイです。資産運用の鉄則は「わからないモノには手を出さない」です。

規約を読んだ後は「同意する」などと書かれたチェックボックスにチェックを入れて先に進んでください。全部スクロールしないとチェックできない場合もあるので、スクロールバーがあったら下まで動かしましょう。ちなみに、わたしはいつも流し読みです。

もうひとつのコース選択

コース選択は「スワップ派」「デイトレード派」の2つを選ぶものと説明しましたが、コース選択自体をもう1種類用意しているFX業者もあります。それは、その業者が「くりっく365」を扱っているかどうかで決まります。

FXには、業者と投資家が直接やり取りする「相対取引(非取引所取引)」と、公設市場で取引する「取引所取引」の2つがあります。

くりっく365とは、税制優遇などがなされた公設市場のことです。ここでの取引(取引所取引)は税率が20%固定の分離課税だったり、損失を繰り越せたりというメリットがあります。反面、手数料がかかるというデメリットがあります。

多くの投資家が利用しているFX業者でおこなう取引は、くりっく365とは違い相対取引といいます。こちらは手数料無料などのメリットがある反面、利益は他の所得と合わせた総合課税であるというデメリットがあります。

くりっく365を採用しているFX業者では、くりっく365以外の相対取引のシステムも導入している場合があり、すでに説明したコース選択の他に「くりっく365か否か」という選択肢を設けているのです。

税制優遇を受けたい場合はくりっく365(取引所取引)、高い金利(スワップポイント)が欲しい、手数料を払いたくない、自由に取引したいという場合は相対取引のコースを選びましょう。

個人的には、レバレッジをかけて頻繁に取引をしたいというのでなければ、くりっく365の方を選べばいいと思います。手数料がかかるといっても微々たるものだし、税率20%固定というのは、総合課税で高額の税金を払うハメになることを考えるとずっとお得です。

相対取引の総合課税の場合は、所得が195万円以下だと税率は15%ですが、195万超330万円以下は20%、330万超695万円以下は30%と跳ね上がります。さらに、所得が増えれば最高50%まであります(全て所得税と住民税を合わせた数値)。

FXで得た利益は雑所得と呼ばれ、サラリーマンなど給与所得者の方なら20万円以下であれば確定申告は不要です。しかし、それを超えると給与所得などと合わせて確定申告をして税金を納めなければいけません。

総合課税なので、給与所得とFXの利息・為替差益は合算されます。多くのサラリーマンの方は数百万円の給与を得ているはずなので、最低でも税率は20%以上。ということは、FXの利息や為替差益を考えると、給与所得に関係なく税率が20%固定になるくりっく365を選ぶのが良い選択になると思います。

ただし、くりっく365ではスワップポイントが相対取引のFX業者よりも若干低くなります。スワップポイントを売りにしている業者と比べると、けっこう大きな差が出ることもあります。ちょっと冒険してみるのもいいかもしれません。

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