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外貨預金の金利比較ブログ

直近の為替レートと相場環境、アメリカ銀行決算

最近の経済関連の大きなできごととしては、アメリカ企業の四半期決算発表で大手銀行がこぞって好決算を発表するということがありましたが、主要通貨の直近1ヶ月間のパフォーマンス(為替変動)を見てみたいと思います。

  • アメリカドル : -0.44%
  • ユーロ : -2.86%
  • イギリスポンド : 0.40%
  • オーストラリアドル : 3.29%
  • スイスフラン : -2.03%

ニュージーランドドルについては調べられなかったのでちょっとわかりませんが、オセアニアの通貨はまだ強いのかもしれません。金利も他国ほど下がっていないことが影響しているのでしょうか。

ユーロとスイスフランは2%以上の下落、イギリスポンドは若干の上昇です。米ドルは若干の下落。この程度の値幅ならすぐに利益も損失も消滅するだろうと思われます。やはり、1ヶ月間の値動きだけを見ても意味はないかもしれません。

今後も為替レートは変動し続けるわけですが、以前と変わらず、ちょっと難しい相場であると判断される現在は仕掛けないほうが良いと判断しています。住信SBIネット銀行や新生銀行の円定期預金がおすすめです。

為替相場がハッキリしないとき

リーマン・ブラザーズの件から時間が経ち円安から戻り、外貨預金をはじめるには厳しい状況となってきました。ここ数日はまた円高傾向になってきましたが、為替相場は相変わらず素人には特に難しい状態だと思います。

個人的な経験から、こういうときはあえて挑戦せずに、普段からよく馴染んでいる方法で資産運用するのが良いと思います。難しい相場のときによく知らない分野に手を出すと、思わぬ失敗をおかしたときの損失も大きくなるかもしれません。

最近はネット銀行の円の定期預金も利率の高いものが増えていること、証券会社でも魅力的な社債が出てきていることを考えると、あえて為替リスクを取らないのも賢い選択だと思います。

為替リスクというのは、なんとなくわからないものだけに簡単にリスクテイクしてしまう人が多いように思います。わたしのまわりにもそういう人がいますが、人間にはそのような心理的な特徴があると聞いたことがあります。

よくわからないものにこそ、慎重になるべきでしょう。気持ちはわかりますが、よくわからないところで何かが起きて結局うまく行くような気がする、というのはまさに気のせいです。

為替レートの変動はプロにもわからないもの。いまのような為替相場では積極的に動かずに、慎重な投資活動をおこなうのが吉だと思います。

円の定期預金と国債・社債も良い

最近はサブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響で各国が協調利下げなど金融緩和政策をとっています。それにより、外貨預金の利率があまり魅力のないものになっている感じもあります。

アメリカドルやユーロ、イギリスポンドなどは利下げが効いており、オーストラリアドルやニュージーランドドルなど、先進国の中ではオセアニアの通貨だけがなんとか良い利率を保っているというところです。

そんな中、国内の金融商品に目を向けてみると、意外と利息が高く付くものもあります。信用の度合いや預入期間(残存期間)など関係なく並べてみると、たとえば以下のようなものがあります(利率は全て税引前)。

  • SBI証券 SBI債(1年) : 1.96%
  • 日本振興銀行 満期自動継続型(5年) : 1.90%
  • オリックス社債 第123回 : 1.84%
  • 新生銀行 春の円定期預金キャンペーン(5年) : 1.70%
  • 個人向け国債 固定5年(第14回) : 0.71%

特に、半年間や1年間という短い期間ではSBIホールディングス株式会社の円建社債「SBI債」が、なかなか魅力的な金利を付けていると思います。

もちろん信用が低いというのは考慮する必要がありますが、個人的には破たんの可能性は高くないと考えています(・・・と、実は昨日この記事を書いたのですが、いま見たところ、どうやらすでに完売してしまったようです。残念)。

ドル円の為替相場が100円台まで戻してしまうなど為替レートの変動による旨みも、かなり減ってきたのではないかと思います。そんなときは焦らず、国内の投資先を探してみるというのもひとつの有効な選択肢です。

FXのデメリットは確定申告

外貨預金とFXを比較したときに、金利の受取や手数料の高さなどの点で、FXのほうが圧倒的に有利な条件で外貨を購入・保有できるということを説明してきましたが、見落としていたデメリットがありました。

それは「確定申告の手間」です。外貨預金では、利息の受取にかかる税金は源泉分離課税となり自ら申告する必要はありません。予約レートを設定した場合の為替差益も同様です。

唯一、予約レートを設定しなかった(為替予約を使わなかった)場合の為替差益については確定申告が必要になります。比べてFXでは、スワップポイントの受取や為替差益を得た場合など、どのケースでも税務署に伝えて自分で税金を納めなければなければいけません。

雑所得などが20万円以下のときはその必要はありませんが、それは外貨預金でも同じことです。

というわけで、FXのほうが面倒な手続きが必要になるという点では負けることになります。ただ、業者が取引報告書を作成して送付してくれる、あるいはインターネット上でダウンロードできるようになっているので、手間らしい手間はほとんどないとも言えます。

そもそも、儲けた場合に税金を納める必要があるのであって、その儲けを少なくするコストが余計にかかる手段を選んだり、儲けを得る前に税金の心配をしたりするのはおかしなことかもしれません。

やはり、外貨預金をするなら、FXを利用したほうが良いという結論は変わらないようです。

外貨預金は保護の対象外 FXはガッチリ安全

外貨預金の大きなデメリットのひとつとして、「預金保険制度」の対象外であるということがあげられます。

預金保険制度というのは、銀行などの金融機関が破たんしてしまった場合に、一定額の預金等を保護するための制度です。たとえば普通預金や円定期預金などはこの対象となっており、合算して元本1,000万円までとその利息は保護されます。

しかし、外貨預金に関しては保護の対象外となっており、もし銀行がつぶれてしまった場合は預けたお金は戻ってきません。これは、三菱東京UFJ銀行のサイトにも三井住友銀行のサイトにもきちんと記載されていることです。

そもそも銀行がつぶれるときは世の中が相当ひどい経済状態になっているはずだから、別に預金が戻ってこなかろうが関係ない、という考え方もあるかもしれませんが、いちばん取ってはいけないリスクであることは言うまでもないでしょう。

一方、レバレッジの危険性や投機としてのマイナスイメージが根強いFXについては、信託保全というスキームによって預けた資産が保護されている場合が多いです。大手のFX業者では必ず取り入れているはずです。

信託保全とは、FX業者に預けたお金が、そのFX業者と契約している金融機関によって別に管理されるというものです。これにより、たとえFX業者が破たんした場合も預けたお金が保護されることになります。

また、契約先の金融機関がつぶれても同じく保護されます。

たとえばFX業者大手のセントラル短資は三井住友銀行と契約を結んで信託保全をおこなっています。おもしろいことに、三井住友銀行で外貨預金をしても資産は保護されないのに、セントラル短資に預けた資産は保護されるのです。

こと外貨預金とFX外為投資にかぎっては、銀行よりも信用の低いFX業者のほうが安全という逆転現象が起きているのです。

レバレッジ1倍でFX業者を使うことも、大手の銀行で外貨預金をおこなうことも安全性の面では変わらないということは知られていますが、この預金保険制度の件を見てもFXが危険だということは間違いだと認識できると思います。

ネット銀行とメガバンクを比較

外貨預金から離れてFXのことばかり書いているので、たまにブログのタイトルどおり金利比較をしてみたいと思います。総合的な比較ではないのであまり参考にならないかもしれませんが、全体の様子を眺めるには十分だと思います。

以下は、「1万米ドル」「1年」の外貨定期預金の金利比較です。メガバンク3行は19日時点の値、ネット銀行(ネットバンク)3行は22日時点の値です。

  1. 住信SBIネット銀行 : 0.792%
  2. イーバンク銀行 : 0.75%
  3. ソニー銀行 : 0.71675%
  4. 三井住友銀行 : 0.6457%
  5. みずほ銀行 : 0.53%
  6. 三菱東京UFJ銀行 : 0.3%

上位3社は当然と言うべきか、全てネット銀行となりました。メガバンクでは三菱東京UFJ銀行が特別に低いです。預け入れる金額を増やせばマシになるのですが、小口の預金はあまり当てにしていないようです。

今回は1年間預け入れた場合に限定して比較してみましたが、期間を変えると順位も違ってきます。ただ、ネットバンクのほうが銀行の運営コストが安く抑えられるためか、やはり根本的に有利なことはたしかなようです。

為替手数料もイーバンク銀行15銭、住信SBIネット銀行20銭、ソニー銀行25銭とネットバンクのほうが断然安く、「大手銀行しか安心できない」という場合以外はネットバンク即決で良いと思います。

[ 追記 ]
みずほ銀行の金利は法人のものだったようですが、個人の1年モノは見つからなかったので法人向けを記載しておきます。ネットバンクが良いという結論には変わりありません。

FXの手数料は銀行よりも圧倒的に安い

外国為替証拠金取引(FX)は、外貨預金よりも為替手数料が圧倒的に安くすぐれた手段だと言えますが、「レバレッジ」「投機的」「脱税」などの負のイメージがついているために良く思っていない人も多いようです。

しかし、実際にはデメリットはほとんどありません。というよりも、外貨預金よりも優れている部分のほうが多いのです。特に、最も重要なコストの点では非常に大きな差があります。

三菱東京UFJ銀行の外貨預金の手数料を見てみると、1米ドルあたり預け入れが2円、引き出しが1円80銭となっています。これは、仲値が1ドル98円のときに1万ドル預金しようとすれば、100万円かかるということです。そのうちの2万円(2%)は手数料です。

外貨定期預金の場合は預け入れは1円とやや安くなりますが、それでも1万円の手数料が発生します。

次にFX業者を見てみましょう。大手のひとつ「セントラル短資FX」では、ドル円の取引について1米ドルあたり2銭のスプレッドを設けています。これは、1万ドル購入すれば200円の手数料が発生するということです。

200円というと、100万円の取引でたったの0.02%です。つまり、三菱東京UFJ銀行の外貨預金の手数料の100分の1ということです。あり得ない差に感じるかもしれませんが現実です。これが大手都市銀行とオンラインFX業者の差です。

FX業者では時間によってスプレッドが広がることもありますが、それも1~5銭くらいの変動なので問題はありません。

今回は大手都市銀行と比較しましたが、ネット銀行ならそんなに大きな差はつきません。たとえばイーバンク銀行では1米ドルあたり15銭となっているので、セントラル短資FXとの差は13銭です。

ただ、差がそこまで大きくないとはいえ、購入金額が大きくなればなるほど絶対的な手数料の差は大きくなるので、無視できることではないということには注意が必要です。

とりあえず、ドルやユーロが円に対して下がっている(円高になっている)ときに、「早く買わなきゃ」と慌てて都市銀行など近くの銀行に駆け込むのだけは避けましょう。ネット銀行やFX業者に口座を開き、準備しておくのが賢い選択だと思います。

為替相場の流れと投資タイミング

外貨預金をはじめるタイミングはいつがいいのか、それを見極めるには普段から為替レートを注視しておく必要があります。

別に為替レートなど常に見ていなくてもチャートや時系列のデータがあるし、距離を置いたほうが冷静に見れるという意見もあります。それはもっともですが、3ヶ月に1度くらいは確認しておくと、現在の経済環境と合わせて判断しやすくなるのではないかと思います。

ドル円やユーロドルなどの直近3ヶ月の値動き

Yahoo! Finance のチャートです。

青色がドル円、赤色がユーロドル、緑色がポンドドル、黒色が豪ドルドルで、19日までの直近3ヶ月の値動きをあらわしています。一昨日、昨日あたりはドルが売られユーロが上がっていますが、この3ヶ月間ではドルがなかなか強かったという流れがわかります。

これは3ヶ月で見た場合ですが、取る期間を変えればとうぜんチャートもかなり違ったものになると思います。1年で見たときに何が強いのか、どういう流れなのか、そうやって期間を変えていくつか見てみるのも大事なことでしょう。

投資のタイミングをはかる方法として最も簡便なものとしては、過去数年あるいは数十年にない水準になったら、ドルが急落したらなどというものがあり、これは各種メディアでも騒がれるのでたしかにわかりやすい方法です。

しかし、今回のように100年に1度の金融危機ということもたまに起こります。その場合は新たなトレンドを形成していくということも考えられるので、単純に購入するのがベストかといえばそれはわかりません。

なるべく自分で得た情報をもとに、納得したタイミングで購入できるように準備をするのが大事なことだと思います。

FRB米国長期国債の買取り 金利の低下

債券と金利の関係にはあまり詳しくないのですが、基本的なこととして「債券価格が上がれば金利は下がる」そして逆もまた然りということは知っています。

去る18日、アメリカで連邦準備理事会(FRB)が長期国債の買い取りを決めました。これは異例で、FRBが米国債を購入することは過去40年なかったとのことです。アメリカ株式市場ではそれを好感し場中のムードが楽観に傾いたようです。

しかし、それほどの異例の国債買い取りをFRBが決定したということ自体が非常に経済がわるい方向に向かっていることの表れなのではないかと考える向きもあります。わたしもどちらかというとそちら側に解釈しています。

話がそれましたが、これにより債券価格が上昇し金利は低下しました。日本でも金利低下への圧力がかかるとの見方があるらしいですが、はたして実際にどうなるのかはまだハッキリしないし、わたしには見当もつきません。

経済が一段と悪化していくということならば、これからまた円高に進むことも考えられますが、それがまた外貨預金のチャンスとなるかはこれもわかりません。アメリカはAIGの件といいオバマ政権に対して不安な点も多く、先日あった銀行の業績好調のニュースとは裏腹に恐慌が起こるのではという噂もあります。

ただ、アメリカや中国が日本よりも大胆かつスピーディに動いていることはたしかで、その先に答えがあるというのもまた事実なのだと思います。外貨預金だけが有効な手段なのではなく、他にもチャンスがあるということを忘れないでおきましょう。

楽天証券の外貨建てMMFに異変!?

外貨預金に似た金融商品としてFXや外貨建てMMFがありますが、これらはどちらもネット証券やネット銀行などで取引することができます。海外資産へ投資する商品を広く取り扱っている楽天証券のサイトをちらっとのぞいてみました。

楽天証券の外貨建てMMFの利回り
出典 : 楽天証券株式会社

米ドル建てMMFの利回りが著しく低下しています。0.39%ではなく0.039%というのだから驚きです。今回の金融危機の震源地であるアメリカはやはり厳しいのでしょうか。ヨーロッパもひどい状態ですが、ユーロ建てMMFはまだアメリカよりはマシな状態です。

南半球にあるオーストラリアやニュージーランドは被害が少なかったこともあってか金利はそこまで低くなく、この商品の利回りもわるくないようです。南アフリカについてはカントリーリスクが高いのでおすすめしませんが、やはり利回りは高くその点は魅力です。

ただし、利回りの高さとリスクの高さは基本的に比例するものなので、ランド建てに代表されるマイナー通貨の金融商品については十分気をつけるべきでしょう。おいしい話には裏があるというのとは違いますが、必要以上にリスクを取った投資はやめるべきです。

それにしても、他のネット証券やネット銀行では楽天証券ほど米ドル建てMMFの利回りは低くないと思うのですが、ちょっと気になるところではあります。

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